節気養生のすすめ

２月３日は節分ですね。各地で様々な節分の風習があり、最近では関東でも恵方巻が主流になりつつあります。

私はずっと東京ですが、小さい頃は豆まき用の豆と鬼のお面がセットになった、節分セットなるお豆を買ってきて、節分の豆まきをしたものです。

そして無病息災、一年を無事に過ごせるようにと、その豆を歳の数だけ食べたりしたのを覚えています。今だとちょっと歳の数だけ食べるのはキツイですが(笑)

とかく忙しくしていると、意識をしないと季節のイベントなど忘れてしまうことも多いと思います。季節を感じること、節分などの季節の節目を意識することも、心の余裕につながるかと思いますよ。

そして２月４日は立春です。24節気では、春のはじまりとされています。

この頃から少し気温も暖かな日があったり、でもまだまだ寒さも続いたりと、気候も変化してくる時期ですね。明日の天気予報だと、東京は3月や4月並みの暖かさだそうですよ。

ここで、用心したいのが服装です。昼間は暖かくても、まだまだ朝晩は寒いので、油断して急に薄着になり過ぎないことが大切です。

寒暖差が激しい季節の変わり目は、体がついていかなくて対応できずに、風邪など体調を崩しやすくなります。

徐々に体をその季節に慣れさせることが大切で、暦の24節気にもとづく養生を「節気養生」と言います。急な薄着をしない、首とつくところは冷やさないなど、ちょっとした体への気遣いで元気を維持していきたいですね。

健康があってはじめて「美容」は成り立ちますので(^^)